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     経済と文化のコーナー       

ベルカ人の生活習慣



 ベルカは寒冷地であり、ベルカ人は厳しい気候の中生活している。

他国に比べ自然の恵みは少ないが、その分自然の恵みへの感謝を感じやすいのかもしれない。
ベルカ人は草や鳥、自然の物をモチーフとして取り入れる事が多く、テーブルクロスや木彫り細工の中に
それらの飾りを見る事が出来る。


また、少ない作物等で生計を立てなければいけない背景から、ベルカ人は倹約家と言われる。
普段の生活の中で派手な浪費を好まず、古い物も修理しながら使い続ける事が当たり前になっている。


しかしベルカ人がイベントや祝い事が嫌いと言う訳ではない。
誕生日やちょっとしたイベントは家で開き、家族や友人と共に楽しむのだ。



ベルカ人の食生活の中でちょっと紹介しておきたい事がある。ベルカ人は紅茶を好むのだが、
他国に比べてかなり濃く煮出すのである。

初めてベルカを訪れた観光客の多くが濃い紅茶に驚き、980年には紅茶が苦すぎる事が発端で、
ベルカのレストランで観光客と従業員が殴り合う事件まで起きている。



ベルカ人にとってはごく普通の濃さなのだが、この濃さの理由は、ベルカ人にとって紅茶は間食の時に取るもので、保存のため甘く煮詰めた果実類やジャム、菓子等と一緒に食べる事が前提となるため、敢えて苦味を出してバランスを取っていると考えられる。


コーヒーの様に苦い紅茶。と言えばイメージしやすいかもしれない。







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