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【黒族による古代陽国の歴史】



      月の年(年代と名称の法則が分からないため詳しい年代は不明)、我々は流浪の民に出会う。

彼らは自らを獣の血を持つ民と語った。流浪の民は北の地より降り獲物を追ってやって来た。

彼らは土地と言う概念を持たず、田畑を耕すよりも獲物を追い旅の途中木の実を食べる事を好んだ。

彼らは狩人として我々の技術と価値観を尊重し、賢者と崇めた。彼らは我々に近づく事もなく我々の土地をむやみに荒らさなかったので、
我々も彼らを傷付ける事はしなかった。氷の年になると彼らは新たな獲物を求めて北東へと旅立った。







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